こんにちは。
小さな外構リフォーム工事の専門店 グリーンパッドの小林です。
今回は相模原市南区に中古の一戸建てを購入された、K様のお宅の外構リフォームの施工事例を紹介します。
今回ご相談をいただいた内容は
「1年前に今の家を購入しました。1年住んでみて、雨が降った時に庭の雨水が溜まることに気が付きました。また庭が隣家の建物の影になるので、あまり日当たりも良くないこともあり、苔や雑草も生えて困っています。排水をよくするために雨水桝の設置して水はけをよくすることと、雑草対策のために防草シートと石灰砂利を敷きたいと考えています」でした。
「K様の施工前のお庭の写真です」
初めてK様のお宅にお伺いさせていただいた時のお庭の写真です。写真では分かりづらいですが、ご相談をいただいたようにあまり日当たりはよくありません。また、雑草と苔はK様が除草されたばかりだったので少ししか生えていませんでした。地面の土も少し湿っているように思えます。
お庭には雨水の浸透桝が2ヶ所と立水栓が1ヶ所ありました。相模原市は雨水を宅内で浸透処理することになっています。屋根とベランダから流れてくる排水は、庭の土に浸透していくようになります。
「建物の周りには石灰砂利が敷かれていました」
K様が引っ越して来る前から、建物の周りには防草シートと石灰砂利が敷かれていました。砂利が敷かれている建物周りは、雨が降っても水はけが悪い感じはしないということでした。また、雑草や苔も生えてこないのであまり気にならないとのことでした。写真を見ても雑草や苔は見受けられません。
「どうして庭だけが水はけが悪かったのか…その原因は」
写真をご覧ください。庭と建物周りの石灰砂利を仕切るためにピンコロ石が積んであります。わかりにくいかもしれませんが、庭の地盤と砂利の高さが違うのがわかるでしょうか。原因は「庭の地盤が建物の周りの砂利よりも70㍉低かったことと、庭に雨水桝が2ヶ所あったことだと思われます」水は低い所に流れていきます。そのため建物周りに降った雨が、70㍉低い庭へと流れていたと考えられます。また、屋根とベランダの雨水も庭へ浸透するので、雨が降るとダムのように雨水が溜まっていたのだと思われます。
「水はけが悪い庭の改善方法は…石灰砂利を同じ高さで敷く」
・水はけが悪い庭の改善方法①
それは、建物周りの砂利と同じ高さで庭に砂利を敷くことです。庭に石灰砂利を70㍉の厚さで敷くことで、家のまわりのすべての高さが同じになります。水は水平になる性質がありますから、庭だけに水が流れ込むことが無くなります。※もちろん雑草対策のために防草シートも敷いています。
最初に敷かれていた建物周りの石灰砂利を仕切っていたピンコロ石と、新たに庭に敷かれた石灰砂利の高さが同じになっていますね。
・水はけが悪い庭の改善方法②
次の改善方法は雨水桝の高さを上げるです。庭の地盤の高さを石灰砂利を敷いて上げたので、その高さに合わせて雨水桝の高さを上げて対応しました。高さを調整するための専用のリングを使用すると、雨水桝を撤去して設置し直すこともないので、コストも抑えられます。
もう庭に雨水が溜まることも無いので安心ですね!
今回は相模原市南区のK様邸の施工事例を紹介しました。
グリーンパッドでは、土の回収サービスの他に、外構リフォーム工事を専門で施工しています。相模原市内の外構業者やエクステリア専門店、地域の建材店などにはなかなか頼みずらい「小さいリフォーム外構工事」はお任せ下さい。見積もり現場調査は無料です。
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